2021年9月8日水曜日

第6章 餓狼伝説スペシャル

 組織と真っ向から対立したのが、【餓狼伝説スペシャル】

めちゃ思い出深いゲームなので長くなります。


N島(連打) の舞が猛威を振るっていて、対抗できるのは大須晶(ギース)、いもらう(キム)


そう、大須晶はバーチャファイターで有名なんだけど、2D格ゲーもめっちゃ上手かったのである。

ギース以外の他キャラもガンガン使っていって、ダックの立ちブレイクとかビックベアのベアボンバーとかやってたぐらい。

それに憧れたいもらう、すぐに真似して同キャラの練習しだしたり。

竜虎2でもテムジンの真似していた記憶。

今思うと、俺が大須晶ファン第一号だったんじゃないんかな?

さすがにバーチャファイター前におっかけしたヤツはいないかと。


閑話休題

さて冒頭の餓狼伝説スペシャル、N島(舞)とはいい勝負してたんだけど、たまに来る組織メンツがまた強い。

レアな所では豪傑配信ガチ勢なら知ってる、たまに話にでてくる馬場デミ(たけちゃん)のテリー。

普通につえーんだけど、弱キャラテリー使いなので押してるといきなりハメてきて、なんだコイツ?って見る(横並び筐体)んだけど、涼しい顔してんの。

俺らレジスタンスは正義だからハメは使わないwんだから怒り沸騰ですよ。

ハメ返そうとしても(既に正義は忘却)、普段ハメてないから慣れずに反撃食らって死んだり。


次に通称ハメクラウザー

ナチュラルにハメてくる上に、馬場デミと違って出現頻度が高かったので通称ついたw

プレイヤーネーム無い時代というかそもそも名前知らんから、大体特徴あるキャラしてると勝手にあだ名付けられるよね。

ライン移動が最弱なクラウザーなのでハメ使わざるを得ないのも仕方がない面もあるけど。

(でもライン無しなら最強クラス。)

なお我が軍の尖兵である、一生ライン移動しかしないカメ〇(タン)が天敵。

このカメ〇は伝説クラスの人物なので、どこかで書くかもしれない。


そんな感じで人材の宝庫の組織は、清濁併せて強敵だったのである。

ちなみにN島はハメ無しで品行方正にとても強かった。


このようにスカイでは2大グループが跋扈していたのだけど、異色の存在であるアンドウ(ビリー)もこの頃から頭角。

ZERO3豪鬼で有名な人。

どちらかというとこっちよりだったんだけど、どちらにも属さず孤高の存在だったりした。

で、すげー記憶に残ってんのが、こっちが1本取って次のラウンドも追い詰めたら、「1本取らせて」って言ってきたので取らせてあげたら、最終ラウンドで何事もなかったように勝ってくんのよ。

そりゃビリーステージだからキムで流れ取られたら勝てんのだけど、普通は譲ってくるでしょ?

そんなそぶりまったく見せずに接戦ですらなく圧勝した上に、それが当然って顔してたのがマジ強い。


こうしてスカイで餓狼伝説スペシャルが最高に盛り上がってる中、なんと大会を開催!

もちろんこのいもらうさんも優勝狙っていきますぜ?と意気込んでいたものの、大会当日に風邪をひいて寝込んでしまい、まさかの0回戦負けw

大会の様子は伝え聞いたもので不確かだけど、確かN島 or 大須晶のどちらかが優勝したはず。

充分に勝ち負けレベルだったので今でも残念に思う。

相当後の話だけど、ヴァンパイアハンターのコイデ(ビリー)も出場してたと本人から聞いた。


こうして大会童貞を守ったいもらうであったが、この後ゲーメスト杯に参戦。

ゲーマーの聖書であるゲーメストだけど、その頃まったく知らず。

レジスタンス唯一の大人であるキクチサンが大会にでなきゃ勿体ないとわざわざ買ってプレゼントしてくれたので添付ハガキで応募して無事当選。

大須晶と3人揃って自転車で現地入りしたのであった。


初めての大会だったけれど、そもそも雑兵どもに負ける事ないでしょ?って感覚だったのであまり緊張せず。

傲慢だけど勝負事にはこの気持ち大切だと思うのよね、ナメてかかるんじゃなくて相手を飲の。

んで、さくっとブロック決勝まで勝ち進む。

そして舞を相手にさくっと1ラウンドとったものの、その後に相手はライン移動オンリー行動に。

上記の気持ちとは裏腹に実は緊張していたか、じれてラインで追っかけてしまって自滅。


ざんねん!! わたしのぼうけんはここでおわってしまった。

初の大会はベスト16という記録で終了。

ギリでなんかの賞品は貰えた。

あとキャラ別賞ってのもあって、各キャラで一番勝ち抜いた人に貰えるんだけど、

タンの人が一回戦負けなのに参加一人しかいなくて貰ってたのに笑った記憶。

もしカメ〇(タン)が参加してたらそこそこ勝ってたかもね。


なお大須晶&N島の両名は当然のように決勝トーナメント進出していたのであった。

あ、キクチサンは、、、聞かないであげて、、、



2015年4月10日金曜日

第5章 組織とレジスタンス

1993年 【サムライスピリッツ】【餓狼伝説スペシャル】発売。

時代は100メガショック!の全盛期。

当時はメガの意味も知らなかったけれど、何か分からんがすごい!という理解の仕方w

ちなみに初代餓狼伝説は、近くの駄菓子屋ゲーセンでのプレイが主流だった。
当時のSNKは、筐体を貸し出してプレイ料金で回収するというモデルで、おもちゃ屋の店頭に置いてシェアを広げていた。
竜虎2とか、ゲーセンよりもこっちのが先に入荷してたしねw

初代サムスピは何故だったかは忘れたけれど、自分はほぼ未プレイ。
最初にガルフォード触っちゃった ※ からかなぁ、、、?
とりあえず難易度最強で、CPUに投げられたが最後だった事は覚えてる。
王虎やタムタムだと10秒以上離して貰えなかったし、幻庵に投げられた時は一瞬で体力の8割持ってかれて一本!www

 ※ ガルフォードは超弱かった

とまぁ、スカイのCPU難易度は大体最強クラスに設定されていたw
前回出た天地を喰らう2も、難易度こそ普通だった(?)けれど、初期数は少なくてエクステンドは一回のみ。
なので2面の夏侯惇マジ鬼門。
林君※の打撃3+1とかやられたら悶絶ですよ。

※ 雑魚敵 RINの事。
 弓兵のくせに近距離打撃がやたらと痛い。

店長に聞いたら、エクステンドはどのゲームも一回のみに設定してたらしい。
ゼロにしないのが


そんな中、「餓狼伝説スペシャル」発売。
キムを使ってたワタクシ、強キャラパワーも相まってめきめきと頭角を現す。
身内以外にはほぼ負けないので、普通に勝率9割近くとかだったんだよね。

で、その「身内」って線引きが難しい所で、今だと同じゲーセン常連の事を指すんだけど、当時はコミュニケーションが難しいリアル厨二時代。
同じ常連でも、ある年齢層で分かれちゃってた訳ですよ。

その時代だと、ざくっと高校生以上層と、俺ら中学生層。
(大人は18時以降なのでまだ関わりのない別勢力)
この2勢力こそがスカイの格ゲー勢力。
またその高校生層が強くて、基本的に押され気味。

なんで、スカイに行くとまず、高校生層が何をプレイしてるかチェックする訳ですよ。
ゲームが被ると負ける率のが高いもんだから、貴重な50円を浪費しちゃうからね。
小遣いなんて、月に1000円ちょっととかの時代だから50円は超大金。
高校生は資金面からも強かった。

スカイに行くと「ねぇ、”ヤツら”は今日は何プレイしてんの?」 と聞いて、基本的に違うゲームをプレイする日々。


そんなある日、ある仲間が「あの”組織”のヤツら・・・」と言い始めて、リアル厨二全開の俺らはその響きに”ヤラレ”ちまった。

その日、ゲームスカイに「組織」が誕生したのである。

ちなみにそう言い出したのは、後のゲームスカイ店員でもあるSTR。
そのセンスある言動は、自分の中では大須晶と並んでジェラシーしまくりの人物。
ここを見ている豪傑マニアなら知っているだろうけど、あのセンスクラスな訳ですよ。

※ どちらも先輩だけど、とりあえず敬称略。
  まぁ自分が最年少タイだったので、ほぼ全員先輩な訳だけどw

となると「組織」に対抗する勢力である我々は、そう! 「レジスタンス」
その日から「組織」と「レジスタンス」の熾烈な戦いが始まったのである・・・

※ リアル厨二時代です。